同居

まる子

「デイケア行きます」

この間まで這って移動していた義母だが…今朝はデイケアに行きそうな雰囲気…。いけるのか?とこっちが不安になるけど…。というか義母も別に行きたくはなさそうだ…。
まる子

「受診してくれ」

午後、洗濯物を片付けに義母の部屋に入ったら、這って移動していた…。過去にもうこの姿を二度も見ているから今回もそうだと確信して整形外科の受診を強く勧めても嫌がられる。
まる子

「行く気はあるの」

「デイケアに行く気はあるが、腰が痛くて立てないから休む」と補助具なしで歩いて部屋まで伝えにきた義母…。いくら受診を勧めても行こうとしない。これではいつまで経ってもデイケアに行く兆しが見えない…。
まる子

「ひとりでできるもん。」

デイケアを休む回数が増えてきて、「もう、私1人で出来るようになったんで食事の心配はしなくていいです。好きなように出掛けて」と言うようになったけど…
まる子

「ま〜た休みかぁ〜」

デイケア本日もお休み。私のことは気にせずっていういけど、掃除機かけるのも気を使うし、昼食の献立、用意、片付け家事全般、義母がいることで追加になることもある。
まる子

「寒いから何とかして」

陽が落ちると急激に寒くなるから、シャッターを閉める時間を30分繰り上げて欲しいと言われたが…その30分間は夕飯の仕上げ作業で忙しさMAXなので出来ないと断った。17:00から支度を始めるので、そこならばと伝えると…
まる子

「寒いから休みます」

今日はデイケア休みます。寒いから、シューシュー言うから、血圧高いから、これでは行っても風呂にも入れないから行く意味がない。困ったねぇ…とのこと。困ったのは私の方…。
まる子

「ついでのついでのついで」

朝、家事をしていると義母が声をかけてきて、郵便局と靴を買いに出かけたいと頼まれたので急ピッチで家事を進めているとついでについでにとどんどん用事が追加されていく…
まる子

「私の愚痴を聞いておくれ」

午後から買い物に行くことになったのだけど…義母の体の為だし、デイケアで必要なものだから出かけたいという意欲は尊重したいので付き合うんだけど…。とにかく何でも決められない人で、付き合うこちらは非常に疲れる。
まる子

「ポイポイポーイ」

年に数回やってくる私のポイポイ衝動…。前回はリビングの薬を入れてあるサイドボードの整理だった。そこにはなぜか義母が動けていた時にそっと私のエリアに置いておかれた『葬式の時に使うかもしれない』湯呑み50個とこけしがこっそり紛れ込ませてあった…。