女王(義母)

まる子

「決められないし捨てられないし」

納戸の中にあるタンス3個分の服の整理をすることになった。亡くなった義父のパジャマ、着物の帯…。が、いずれ手直しして鞄にするとかなんとか言い始めて…
まる子

「救急レベル…だそうだ」

朝の4時にパパの電話に義母から呼び出しの電話。夜中の1時から心臓がドカドカして、フラフラして1人で水も飲むことができない。救急車を呼んでもらおうかと思うほど具合が悪いとのこと。でも私たちにはいつものアレにしか思えない…
まる子

「服問題…」

義母が、圧迫骨折の影響で背が丸まり、胃の圧迫が進んでパンツとパンツとパンツを履いててお腹の同じところにゴムがみんな集まっちゃって胃に食い込んで痛いから今すぐ何か買ってきてちょうだいと頼まれた。その後、納戸の洋服の断捨離もすることに…
まる子

「未知との遭遇」

洗面所を開けると、洗面所一面にモヤがかかっていた。と同時に部屋と同じ悪臭が漂っていた…。頼まれた着替えを洗濯に入れようと、洗濯のカゴを持ち上げると…その奥にヤツがいた…
まる子

「モクモクの湯気」

洗面所でシャワーを頼まれてから1時間が経過…支度に時間がかかる義母。それから洗面所に行くと、お風呂でシャワーをかけることにするというので、
まる子

「日本語って難しい」

昼食にラーメンを用意していると「今日はさっぱりとパンが食べたい」という義母。自分で作らないなら食事は任せて欲しい。そして午後、シャンプーを頼まれ、その後の着替えの用意を頼まれるが、義母の言葉にパニックになる嫁の話
まる子

「夜と朝の間で」

おやつに羊羹とお茶を食べて夕飯まで寝ていた義母。いつも通り夕飯を届けに行くとトイレに入っていたので夕飯を置いて部屋を出た。しばらくしてリビングにやってきた義母の頭の中は翌朝になっていて…その会話のやりとりに色々心配になる嫁の話
介護

「怒らせ名人」

私の思い通りに動けばいいのよ…とは決して言わないけど、察して動けと言わんばかりに色々はっきりとは言わないけど言ってくる…そういう環境で育ってきていない私には、この言い回しがとてもめんどくさい…
まる子

「忖度ゲーム」

義母は、義母の中に答えがあるのに、いつもはっきりと伝えない。物が思い浮かばない時もあるだろうけど、大体は「言わずとも察しろ」と言った感じ…。そして今日も忖度ゲームは始まる
まる子

「心筋梗塞だと?」

今朝、新聞とお茶を届ける準備をしていると電話で呼ばれて部屋に行くと「朝の4時から心筋梗塞を起こしている」という義母。2時間以上苦しんでいることになるけど、かなり詳細に状況を説明してくれるので安心していつものアレと思って話を聞いている悪い嫁のお話。