外来がいつもより遅くなり、すっかりお昼を過ぎてしまった。
義母が帰りにスーパーでお昼を買って帰ろうというので立ち寄った。これまでは歩けないというので外出時は車椅子移動か車内で待っていたのだが…


と、歩く意思が芽生えていたので、急いで買い物カートを車の横に付けて3人で店内へ。おそらく義母がスーパーで買い物するのはかなり久しぶり。
店に着く頃には14:00を回っていたのと、いつもは車内に義母を待たせているのでお昼以外は買わないように小さいエコバッグしか持っていなかったので、事前に

と、念押しした。なぜなら、スーパーに入った途端、義母の目の色が変わり、好きにさせると1時間近く店内を歩き回り、カゴいっぱいに買い物してしまうから。

が、商品が目に入った途端、そんな約束も忘れる…。

と、言ってはいるが他に目移りしまくっていてなかなか進まないので買い物カートを引いてお惣菜売り場に強制誘導(笑)

しかし、惣菜売り場でもあれもこれもと食べられないほど買おうとするので義姉と制止。レジに向かおうとすると

とレジに向かう途中にあるアイス売り場へ…。義姉が、義母が食べやすいカップアイスを勧めたがいい顔はせず…


というので義姉が箱売りで小振りなモナカアイスを手に取ると

と言っていたので

あ、いつものバニラもなかジャンボなんだな…
と気がついて1つカゴに入れると…


と言われたが、いつでも買えるし、早く帰ろうと思いレジへ…が、さらに

と売り場に向かって歩き出したので、買い物カートから買い物かごを取り出して強制的にレジへ…
カートを押していても、以前よりもさらにヨボヨボになり、足取りも重い…。毎日見ている私は、普段動かないから衰えているとネガティブに捉えてしまうが、義姉からすると



と歩けていること自体に大喜びしている。私は、子供の頃から褒められ慣れしていないので義姉の義母に対するベタ褒めに温度差を感じてしまう。きっと褒めて伸ばすってこういうことなんだろうな…。
そして帰りの道中


歩いたほうがいいに決まってる。つか私、前からずーーーーーーっと言ってる。
義姉の気持ちに応えるように義母は歩こうという意欲を見せたが、明日はきっと筋肉痛で動けなくなっているだろう。そしてそれを
風邪で筋肉が…
って言いそうな気がしてならない。私は20数年、毎日、義母を見ていてネガティブに捉えてしまう癖がついている。というか、がっかりしたくないから自分に予防線を張っているのかもしれない…。
私も義母を信じて前向きにできる言葉をかけられるよう義姉を少し見習わないとな…