はじめての圧迫骨折/24時間じゃ足りない日々

はじめての圧迫骨折シリーズ。第1話は(圧迫骨折が判明するまでの生活)から。前回のお話は(整形外科再受診)から。カテゴリーからの選択もご利用いただけます。

新しく短時間のパートを始めた私。仕事を始めようと思って探していた時は義母はこんな状態じゃなかった。洗濯も掃除も食事の支度も自分のことは自分で出来ていた。が、仕事が決まって就業開始する数日前に圧迫骨折が判明。自分で何も出来なくなってしまった義母の介護に専念して仕事を諦めることも考えていたが周りからの助言と義母の心無い一言もあって仕事はしていた方がいいと思って頑張っている。

今朝は私が弁当を作るためにキッチンに来ると、気配を感じたのか部屋から女王が来て

女王
女王

まる子さん、何か飲むものちょうだい

と言うので

まる子
まる子

今、お弁当作ってて1番忙しいから浄水器の水でいいですか?

とコップに浄水の水を汲んで渡すと

女王
女王

苦しいのよ!

心臓がドカドカするから、冷蔵庫のキンキンに冷えたお茶が飲みたいの!

と冷蔵庫から出したてのキンキンに冷えたお茶が飲みたかったようで

まる子
まる子

だったら最初からそう言え!

と思いつつも

部屋に水を持っていき、水筒を部屋に届けたことを義母に伝えても、MAXで忙しいのに全然その場からどいてくれない。そして回顧録だからメモを頼りに書いているけれど車輪付きの椅子じゃなくても多少歩いて移動できるようになっているようだ…

今日は顔色も悪いようには思えなかったけど、私が朝の支度が忙しすぎて気づかなかったのかもしれない。最近、具合が悪いと訴えることがよくある。

特にこれまで寝食共に生活していた義父が亡くなってからは支えてくれる人がいなくなって部屋で1人で過ごしているから余計に不安を抱え込んでいるのかもしれない。

私も最初の頃は具合が悪いと言われるたびにあれやこれやと心配して調べたり、都度、病院に行っていたけど検査しても特に異常はなく『年齢的なもの』『精神的なもの』と言われることがほとんどだった。義母があまりにも具合が悪いという回数が多いことと症状を話してから朝10時を過ぎれば大体治っていることがほとんどなので、具合が悪いというよりは朝が苦手な人で、不安さえ解消されれば安心するのではないかと思い始めている。

朝、起きたら目眩がしたの。

ハッとなって目が覚めたら、心臓がドカドカするの。

朝、立ちあがろうとしたら腰が痛くて動けないの

・・・。

とか…私たちにもよくあることだと思うのに、何でそんなに心配になっちゃうんだろう…。その年齢まで一度も経験したことなかったのかな…。年齢的なものって言われてても受け入れられないのかな…テレビの健康番組などで自分の症状が重なったりして心配になっちゃうのかな…。って義母の思考回路の方が気になる

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