義母にあれこれ詮索されるのも面倒なので、義母には出掛けること以外は告げずに外出。
先日、受診した眼科で涙の排水がうまく出来てない気がすると相談して、器具を使って調べてもらったところ専門の病院を紹介された。
車なら10分程度で着くのだけれど、検査で瞳孔を開く目薬をされたら見えなくなってしまうので、念のため公共交通機関で向かった。

最近はもっぱら車移動なので電車やバスはドキドキする。乱視の矯正を外されていたメガネは、先日処方箋をもらってすぐに矯正してもらったのでよく見えても良さそうなものだが常に涙が溢れているので、バスの停留所の文字も滲んで見えない(笑)
何とか病院に到着したが、やはりどこの眼科も激混み…。検査やら何やらやって診察室へ。
前の眼科と同じく、涙点から注射器みたいな器具で生理食塩水を流し込んで鼻から出てくるか検査。



涙には眼球を潤して保護する役割があり、瞬きを介して涙点から涙道を通って鼻腔に排水されている。私は今、その涙道のどこかが閉塞していて鼻腔まで通らず涙が外に溢れてきている。それをハンカチで拭うので目の周りの皮膚もただれるし、メガネもすぐに汚れてしまう状態。


と、診察台に横になって水を流すと微かに流れてくるのが分かった。

と麻酔液を注入されてすぐに内視鏡を入れられた。

歯医者さんの麻酔の注射くらい痛い💦

一緒に見たいと希望したけど私は視力が悪かったので全然見えなかった(笑)
主に加齢が原因で徐々に涙を排水する涙道が狭くなったり詰まったりして涙が逆流して溢れてしまう症状のことをいう。他にも鼻の病気や顔面の骨折、感染症が原因で起こることもあるとのこと。
私は、スギ、ヒノキ、ハウスダストのアレルギーがあるので、ある意味年中鼻炎で鼻をよくかんでいたし、涙が溢れてくるのでしょっちゅうハンカチで顔を拭っていたので長い年月をかけて悪くしていたのだろう。
治療には『涙管チューブ挿入術』と『涙嚢鼻腔吻合術』があり、今回私が受ける治療は『涙管チューブ挿入術』
日帰りでできる手術で、手術自体は10分程度で終わるが、麻酔をしたり色々準備があるので1時間ほど余裕を持っていてほしいとのこと。

上のイラストのように内視鏡を使って、涙点からチューブを通し、鼻腔内に涙道から閉塞したところにチューブを埋めて、月に一度のペースで涙点から水圧をかけて水を流し、3か月ほどかけてゆっくりと涙道を拡げて、その後、状態が良ければ埋めてあったチューブを取り除くといった感じ。
チューブが入らない時や症状を繰り返すなど、この手術がうまくいかない時は『涙嚢鼻腔吻合術』という全身麻酔で行う手術となり、1週間程度の入院を要するので、さらに大きい病院へ紹介状を持って行くことになるらしい…

と、お値段や心配事を質問した。



価格は片目で2万円超え…。私は両眼だから…値段高くて泣いちゃう…。でも、『両眼視神経乳頭陥凹』とか『両眼網膜動脈硬化症』という病気もある。目を触って血管から出血しても嫌だし、視界もずっと涙でぼやけて不快だったので治療することにした。
麻酔と眼帯を付けるとのことで片目ずつ、2週にわたっての治療になるとのこと。人生初の眼帯。道中歩くのが不安なのでパパに休みを取ってもらうことにした。
予約は来月。手術日は曜日が決まっている。その日は訪問看護でお風呂の日なので、お風呂掃除が終わってから行ける時間に予約を入れた。