《不思議の国のアリス症候群》

先日、たまたま見かけたYahoo!ニュースで読んだ記事が私のこれまでの症状にそっくりで驚いた。そして、記事になるほど他にも体験している人がいることにも驚いている、以前にもブログに書いたことがある発熱時の腕どぉぉ〜ん現象

実は『不思議の国のアリス症候群』と言う病気??なんだとか。この変わった名前の病名。シギリスの精神科医トッド医師によって、イギリス出身の童話作家、ルイスキャロルの『不思議の国のアリス』にちなんで名付けられたんだそう。

不思議の国のアリス症候群

知覚された外界のものの大きさや自分の身体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、さまざまな主観的なイメージの変容を引き起こす症候群である

【症状】身体や眼に障害がなく外界が通常と同じように見えていると考えられるにも関わらず、一方では主観的にそれらが通常よりも極めて小さな、または大きなものになったように感じられたり、ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする。他にも時間感覚や色覚に異常をきたすなど症状は様々。

【原因】ヘルペスウイルス科の一種EBウイルスの初期感染で引き起こされた中枢神経系の炎症での報告が多いとされる。日本では子供の頃に感染することがほとんどで、大人になっても経験している人の多くは偏頭痛を持っているがまだまだ研究段階で不明な点が多い

私たち親子の体験は高熱を出すと腕だけが大きくなり重く感じられるという現象。北斗の拳のケンシロウみたいになる感じ。それに加えて私だけに起こる現象で熱が上がるにつれて視界が紫→緑→黒に変わる。

EBウイルス感染が子供の頃に起こす人がほとんどで、一過性のものなので親も子供の空想とか軽い笑い話で聞き流したり、子供も記憶が薄れてしまって、病気と思っていないのがほとんどのようで解明されていないことも多いみたい。

私も自分だけが『発熱時に起こる一過性の現象』と思っていた1人だったし、子供の頃からこの症状はあったから親にも話したことがあるが熱が出てるからだね…程度で済まされて聞き流されていたと思う。

なので王子から同じ症状の話を聞いた時、ちょっと驚いたけど経験者なので共感できた。とはいえ王子も私も空想、妄想大好きなので似たような現象が起きるのかな?と思っていた。だからキチンとした病名があることに驚いた。

ただ…私もガッツリ大人…王子もほぼ大人…そして偏頭痛もない…てんかんや精神疾患などの病歴もない。2人とも高熱を出した時限定の症状。それは風邪でも予防接種でも同じ。熱で脳が茹だってるのかな?ぐらいだと思っている。

普段の生活に支障はないし、だいぶ大人なので熱が出てパニックになることもないけど症状によっては怖くて泣いてしまう子供もいるらしい。

私が大好きな不思議の国のアリス作者、ルイスキャロルも自身の体験からこの物語が作られたのでは?とされているのでちょっと光栄に思うし、その症状を言葉で表現できて物語にできる才能が素晴らしいと思った。私や王子の腕どぉ〜んなんて表現の仕方とは大違い(爆笑)

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