介護生活で1番最初に変えたのが『動線の確保』
初めての圧迫骨折で義母が歩けなくなったとき、車輪付きの椅子に義母を乗せて移動することになったけど、
義母はギリギリまで歩きたくないので洗面所に連れて行っても
と洗濯機の幅たった数十センチだが歩けないと言い、洗面所の前まで椅子を押してくれと言う。
しかし、椅子の方が幅が広くて進めない。
今後のことも考えて脱衣かごを処分。
代わりに洗濯機の横に100均で買ったレジャーシートみたいな素材の馬鹿デカい袋を購入して壁面に吊り下げることにした。そして、立っていられない義母のために腰高の椅子(あの椅子)も用意した。
このことをきっかけに家の中の動線を見直すことにした。
次に廊下に段ボール箱のまま置いてあったローリングストック用の飲料を冷蔵庫に誰でも補充できるように箱から出してメタルラックに収納。
ラックの高さを利用して奥行きを極力なくし、レジカゴやエコバッグなども床置きせずに全て収納するようにした。
段ボールのままだと誰も飲料の補充をしてくれず、名もなき家事ストレスの減少も狙ってのことだったが…
誰も冷蔵庫に補充してくれない…
名もなき家事ストレスは変わらない…クソっ
後に義母が室内を歩行器で移動できるようになって、動線には物がないので、歩きやすいはず。しかし物はないけど義母の歩行器の進路がインコース攻め攻めで進むから、内輪差で家の角、角がガリガリにやられてる…けどまぁ…それはまぁ…仕方ない…。
次に変わったのが『大容量商品を買う』
義母は1人で家に居られない。買い物に出ても1時間以内に戻るよう言われている。
なので買い物の頻度は、義姉が居てくれる仕事の日の帰りに食料品を、紙おむつなどのペーパー類は、安いお店があるので、別日の1回と決めている。
とにかくペーパー類は紙おむつや吸水パッドを毎週2個買うし、王子はトイレットペーパーを一度に大量に使う。そしてティッシュペーパーも消耗品だし…全部が重なったら私の車はパンパンになる…。買い物頻度も増やしたくないなぁ…と思った時にふと見かけた
2倍巻き?こっちは3倍…
キッチンペーパーやトイレットペーパーなどを2倍巻き、3倍巻きに変更。金額も1巻に換算すると1〜3円差で安い。
交換や買い物の頻度が減ったし、何よりもトイレにそっと置いてあるペーパーの芯にイラッとくる名もなき家事ストレスが減ったのが1番嬉しかった(笑)
他には洗剤の本体も大きいものにして詰め替え回数を減らしたり、詰め替えを購入するときも1番大容量を買う。以前は義母が自分の洗濯物は自分でしていたので
まる子さん、洗剤が重くて持ち上がらないの
と言っていたから詰め替える量も本体の半分までにしてこまめに詰め替えていたけど、私がやることになったらそんなこまめにやってられないので溢れるギリギリまで詰めている(笑)
ペーパー類、洗剤、ラップなどとにかく大容量パックがあれば標準サイズと価格を比較してさほど金額差がなければ変更して買い物回数、交換頻度を減らしている。
あとは『米と飲料は生協やネットショップで』
米、水2ケース、お茶2ケース、紙おむつ、中パット2袋、食品が重なると1人で買い物するのにはかなりの重労働だし、車に乗せるのも難しくなる…
生協だと少し割高だけど、そこは割り切ることにした。
他にも『ゴミ箱にセットするゴミ袋を3枚重ねにする』
これ、ライフハックとかで記事を読んだのかなぁ…。ゴミ箱は各部屋とかトイレや洗面所に置いてあるので朝の忙しい時間に袋外して、口を縛って、新しい袋を取り付けるって案外手間がかかっていて…。
しかも私の手、脂っ気なしのガッサガサだから袋が開かないもどかしさったらない…。それが袋をスポッと抜くだけで次のセットはしなくていいってこんなに楽なんだと思った(笑)あまり重ねすぎるとゴミ捨ての時に一緒に抜けちゃうことがあるのと、最後の一枚を外したくなくてずっと上に重ねてきたら最後の一枚が劣化してもろくなってしまったので我が家には3枚がちょうど良いことが分かった。
介護によって激変した生活。我が家の場合は、介護のというより元々の嫁、姑の性格が介護ストレスになっているだけかな(笑)
これからも年齢を重ねるにつれ私も義母もお互い出来なくなることが増えるだろうから少しずつ、省けるものは省いて、頼れるものには頼って生活できるようにさらに工夫していこうと思います。
今日のまる家の晩ご飯
- 白米と胚芽米のミックスご飯
- ポークステーキ(おろし玉ねぎとりんごとニンニク醤油)
- 付け合わせ茄子 にんじんグラッセ アスパラ
- 大根と揚げの味噌汁