毎年、お盆、春秋の彼岸、年末の年4回、お墓参りの少し前に、
お墓は誰が来ても恥ずかしくないように綺麗にしておいて
と言われていて、事前に掃除をしにいく。お墓には今、義父しかいない。誰が来ても恥ずかしくないように…誰か来ている気配はない…。もう、義母も来ていない…。
うちは比較的手入れが行き届いている方だと思う…。周りのお墓は遠方から来る人が多いのかだいぶ荒れている…。
これまで、義母から言われるのがうざくて、例の如く事前に私がやっちゃってたけど、今年は誰かが言うまで黙っておいてみるか…。
記念日が、⚪︎月⚪︎日っていうのは覚えてるけど、今日がその日なのかっていうのは見るなり聞くなりしない限り忘れるわけよ。お盆て言われてもピンとこないよ。
だからお前に言われなきゃ、忘れちゃうね。
と、墓守のパパも言ってるし…お墓の話題もない。
義母ほどではないけど、義父とも相性が悪かった私。というより今思えば、義母が義父に有る事無い事、いや、無いこと無いこと話を作っては義父に吹聴していたんだと思う。それを信じた義父が私の前で突然ブチギレて…といった日々だったから、何も知らない当時の私は義父は突然ブチギレるヤバい人間だと思って過ごしていた。
そんな義父のお墓になど全く愛着はないが、義母がこの時期になると毎年…そして毎日、毎日
まる子さん、パパの休みはいつ?お墓掃除はいつ行ってくれるのかしら?
私は(夏は)暑いから(冬は寒いから)行くことは出来ないけど、早く行ってきてくれないとねぇ。それで、帰りにじいちゃんが喜ぶから手作りのおはぎとフライと仏壇用の花を買って来てちょうだい。
私も暑い(寒い)ですけど…
そのフライもさ…前回売ってなかったのに売ってないわけないって怒られたから買いたくないんだけどなぁ…
と、しつこく言われるので、パパと休みが合えば一緒に、パパが忙しければ私1人で義務として仕事と思って掃除している。
が、今年の義母はあれ食べたい、これ食べたいの食べ物の話は出るけど、墓の話は一度も出ていない。
この墓…あとは義母だけで、きっと墓じまいする。墓守は本来、長男なんだろうけど次男のパパと同居してるのでパパが墓守になっている。私は同じ墓に入って、あの世に逝ってまで義父母とは絶対に関わりたくないし、王子に墓守を継承するのも負担がかかるので、パパが生きてるうちに墓じまいをして、パパはどうするのか分からないけど、私は死んだら散骨を希望している。
昔はこんなに交通網が発達していないから、親族の誰かが一生、地元に骨をうずめて生活して墓を守ってくれてたんだろうけど、今は全国…いや世界のどこで生活するか分からない。好きで来てくれてるならいいけど、墓参りのためだけに帰省させていては荷が重すぎると思う。
私が死んだら、なんとな〜くたまに思い出してくれれば、墓も写真も別に無くていいかなって、記憶も薄れるかもしれないけど、本人が幸せならそれはそれでいいかなって思っている。
今日のまる家の晩ご飯
- 白米と胚芽米のミックスご飯
- 豚しゃぶサラダ
- 茄子と玉ねぎ プチトマトの揚げ浸し
- 枝豆
- 大根おろし