何年か前から毎年、ベランダに

姿は見たことないけど、コウモリらしきフンが落ちていて困っていたのだが、最近無くなっていた。
これまで、義母に何かあったら、呼ばれたらすぐ対応できるようにと義母の部屋から1番近いリビングで過ごしていたのだが、あの一件があって以降、ほとんどを自分の部屋に引きこもって過ごしている。今日も部屋でダラダラしていると、


突然ベランダで結構デカい物音がした。

レース越しに

イソヒヨドリが手すりに止まってこちらを見ていた。どうやら太い手すりにうまく着地出来ず滑っていたらしい(笑)彼らは警戒心が強いので私に気づくとすぐに飛び立っていった。
去年くらいから夕方になるととても美しい鳴き声が聴こえるようになり、調べたらイソヒヨドリだということが分かった。彼らがよく来るようになってからコウモリが居なくなった気がする。このコのおかげかも…
イソヒヨドリ…ここ、磯じゃないし…海も近くないけど何で『イソ』?…と思っていたけど、最近住処が変わってきていて住宅地にも住んでいるらしい。そしてイソヒヨドリはヒヨドリとも違う。
イソヒヨドリのさえずりは本当に美しい。それは表現できないほどの美声

そして屋根のてっぺんから人間を俯瞰で見ている。負けじとこちらも目力MAXで見ていると、屋根を走って逃げていく。
我が家にはヒヨドリも水を飲みにくる。ヒヨドリは頭に短い冠羽というオカメインコみたいな寝癖のような羽と赤いほっぺが特徴でかなりの食いしん坊。鳴き声は首を絞められたみたいな

と、ちょっと心配になるくらいの鳴き声(笑)
我が家には、ちょうど今いる部屋にセキセイインコさんが居た。鳥さんは表情がないと言われているが、それはそれは感情も表情も豊かで、言葉は通じなくともコミュニケーションはしっかりと取れていた。
私にとって彼女と過ごす時間は癒しだった。だからこそ、失った喪失感はかなりのもので今だ亡くなった日のことに思い出すと涙が出る。なので、どんな生き物であってもお別れがあると思うと新しい家族を迎えられる気持ちにはなれないので義母に庭の一部を譲ってもらい、インコさんがお気に入りだったおもちゃを改造して庭に飾って野鳥さんたちの遊び場にしている。
私が庭を手入れするようになってからじっくりと庭を眺めるようになったので、元々イソヒヨドリやヒヨドリが居たのかは分からない。何なら彼らの棲家にお邪魔したのかもしれないので仲良く共存していけたらいいな♪