「避難するかの判断基準」

最近、各地で地震が続いていています。昨夜は宮崎県でも大きめの地震がありました。今は日本全国、どの場所にいても地震が起きると想定して防災対策をしっかりとしておいた方が良さそうですね。

というわけで日に日に義母の部屋には避難セットが増えていき、オムツと吸水パッドを除く荷物だけですでに鞄2個分が用意してありました(笑)

今は、避難勧告が出ていないので避難セットだけで済んでいますが…警報が出た時のお話がありまして…

ある大雨の日のこと…

と、大雨警報、台風、地震…が起こるたびに毎回そのやりとり。

私が避難を考えるとしたら、地震と風による家屋倒壊と火災。あとは義母を家族だけでみられる状態か。家族に怪我人が出て、そちらが優先になった時、義母は今のところやる気がないだけで動けるけど、今後、介護度数が上がったときにどうするのかケアマネさんに聞いておこうと思う。

そこで気になったのが避難情報が出た時、避難するかの判断基準。必ず避難しないといけないのか…

避難所に地域の世帯全員が避難できるとは思えない…。プライバシーの確保関係なく全員が寝ないで座っていれば入れるかもしれないけど…。

検索してみると避難勧告があった時、避難する必要があるのは『他人の助けが必要な人』のようだ。例えば一人暮らしの高齢者や障害があったり寝たきりなどで介護に手助けが必要な人など…。

周囲の安全が確保できていて在宅の備蓄が出来ているなら無理して避難所へ避難しなくても良いらしい。

1番大事なのは自宅周辺と避難所までのハザードマップを見て災害が起きた場合の状況を予測しておくことだと思う。

避難所は立地に関係なく頑丈な壁と屋根があるだけで避難所に指定されているところもある。最近では、建物にどのような災害の避難ができるかという表示がされるようになったけど…。

以前、うちの近くにあった避難所は土砂災害地域と分かっていたので大雨の日に義母が避難したいと騒いだが私が頑として動かなかった。そして翌日、土砂災害で建物の中に土砂が流れ込んだことがあった。ハザードマップを見ていなかったら被害に遭っていたかもしれないと思うとゾッとした。

個人的にはあくまで避難所とは一次避難先と考えている。なので仕切りも十分な食事や水もない。万人向けの防災備品は用意されていても高齢者の介護用品や赤ちゃん用品、女性用生理用品など全てを網羅できるわけでもない。

我が家の場合、義母を連れての移動も大変だし、大雨での避難だと避難所に到着する頃には衣服も荷物もビッシャビシャになって絶対に低体温症を起こすし、圧迫骨折して毎日腰が痛い腰が痛いと言っている人に手厚い医療や介護や看護もないし、ベッドもなければ、寒い寒いと言って義母1人占有できる保温器具もない。トイレも普段から30分近く入っていて、義母専用トイレになっているなか、避難所で占有できるか。義母は、自宅のトイレは1人で使えるけど、外出先で1人で入るのは厳しい(それでも…私は手伝わなくなったけど)それに避難しても、荷物が足りない、持ってきてって往復させられるのも目に見えている。

避難所での生活は義母のことだけでも問題山積…。

それに義母は他人の体裁をとても気にするので、私に対して完璧な嫁を強要する。避難生活は自分の神経もすり減らすのに、周りにも神経を使いながら生活するならば、自宅で世話をする方が精神的にも身体的にも圧倒的に楽と思う。

なので自宅や自宅周辺、避難所までの経路も安全が確保されていて火災が起きなければ比較的安全な自宅で避難生活を送りたいと思っている。

義母にはそれを理解してもらいたくて説明するけれど、パニックを起こすとどうにもならない…しまいには私が自分の思い通りにならないから

と言われてしまう始末。だから冒頭の女王様の仰せの通り、避難所までは連れて行きますよ、私は家に戻るけど。ってことになる

私は、自宅の方が安全と思っていても不安がっている義母を避難所に連れて行くことで安心させてあげるのが正解なのか…。とにかく今はしっかりと防災の準備をしてどうか避難の判断をしなきゃならないような状況になりませんように…🙏と祈るばかり

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