11月。大雨警報が出るくらいの強い大雨が降った。義母は大雨も精神的に不安になるし、警報が出たらソワソワするし避難情報が出た日には耐えられなくなって荷物をまとめて避難準備をする…大雨は私にとって憂鬱…そりゃ誰だってそうだろと思うよね…そうなんだけど、こんな義母の対応で別の意味で憂鬱になってしまう。
義母から呼び出しがあり、部屋に行くと窓から庭を眺めて水溜りに怯えて立っている義母がいた…
ん〜。勾配は雨水枡とは逆に付いてるから溝を掘ったところで水が流れていかないと思うんですよね…それに砂利が庭に流れないようにお義父さんが雨水枡の前にピンコロ(石)を埋めてますしね…
この大雨ならどこの家にも水溜りはできると思いますけど…私はパパにこの雨の中作業されるのも嫌ですし…まぁ…よく分かんないけどパパに話してみますね…
一般的には家に水が浸水しないように勾配が逆に付いていて、雨水枡は家側についてるので排水なんてやりようがないことはわかっていたけど、これ以上義母と話したところで埒があかないのでその場から離れるのが得策と思って部屋から出ることにした。
義母は昔から大雨→水溜りが広がってくると→浸水→水害と思っている。でも我が家は地形的にも雛壇構造で道路は坂道、もし我が家が浸水するようなことになったら、うちより低い地域は水没してしまうことになる…それに両隣とも塀が低いというかほぼないので家の中に浸水する前に坂の下の方へ流れて行くはず…万が一、雨が流れずに浸水するようならそれはこの地域一帯沈没レベルですよと説明するが義母の理解は得られない…
念のため、仕事から帰ってきたパパに
お義母さんが、庭の水溜まりを雨水枡まで溝を掘って排水させるとか夫婦でよく話し合って対策するようにって言われたよ
ん〜。そんなこと言われてもさぁ…大した雨じゃないじゃん。一時強い雨が降ったらさ、水溜りぐらい出来るだろうよ。それに雨水枡まで溝掘ったって勾配が逆なんだから流れないしさ。それに雨水枡の前にピンコロ置いてんだから流れるわけないじゃん‼︎それに、今水溜りの出来てるところは自分が土のままにしてくれって言ったんだよ?芝生と砂利とピンコロに囲まれてれば土のところは低いんだから水溜りになるに決まってるだろ。俺にも毎回大雨になると20cm溜まってるとかいうけど全然溜まってねぇから‼︎
と、私と同じ意見だった。というわけで夫婦でよく話し合った結果『何もやりません』ということになった。次回、義母に聞かれれば答えるけど、改めて報告する必要もないし、翌朝には晴れて水溜りも無くなっていたので義母もすっかり忘れてしまっているようだったのでまた言われるまで放置することにした。