私やパパは義母と一緒に整形外科の診察室に入って、医者に
と言われたので、家の中でも自分の家事は自分でやるように言ったり、近所の散歩も誘ったりして、少しでも体を動かすように促したが、義母は
と自分に都合よく解釈し、部屋と洗面所、トイレの移動のみの生活をしていた。医者がそれでいいと言っていたのだと言う…
お盆が来て、義母が、亡くなった『お義父さんに煮物を作ってやりたい』と圧迫骨折後、初めて台所で料理をしにやってきた。
が、この3ヶ月、家事という家事を何もしてこなかったのでこれまで使っていたガラス製の鍋の蓋が重くて開けられなくなっていた…。こんなにも筋力ってあっという間に無くなるんだ…と実感した。
これでも義母は筋力低下してないって言えるのだろうか…日常生活を送れているって言えるのだろうか…
義母自身がこの事実と向き合って、これではダメだとリハビリを頑張ってくれればいいけど、出来ないことを受け入れて『やれないんだから仕方ないよ』と思いそうな気がする。
でも、これまでのことを考えると…出来なくなってしまったことを諦めてくれればいいけれど
出来ないんだから、仕方ないじゃない。あなたがやるしか。
と言って私にやらせるんだろうなぁと思う。
妊娠中のたった1週間程度の入院でもあっという間に体力は落ち、帰宅後の階段の上り降りがとても大変だったことを覚えている。もちろん、お産は命懸けなのでひどく体力を消耗しているのもあるのだけれど…。その時は義母は私の妊娠中も産後も全く手伝ってくれなかった。出産に手間取った分、私の体力は相当落ちていたので、病院の看護師さんの方が優しかったくらい。それでも子育てがスタートしているから休んでいられない…。そんな生活をしているうちに体力が回復し、赤ちゃんはどんどん大きく重くなるのでママの体力はどんどんついていく…
そして義母は圧迫骨折で3ヶ月…じっとしているとこんなにも動けなくなるんだ…。入院していたらリハビリがあるし、歩行練習もするわけで…きっと甘えさせてもらえないからもっと回復が早く、体力も落ちなかったかもしれない。
今の義母を見ているとあまりにも動かないから、救急車呼んで入院した方が良かったんじゃないかと思ってしまう。