今日は、麻酔科の先生のWEB診療の日。麻酔科の先生の診断で術式が決まると言われている。
ブログを書いているこのiPadを義母の部屋に持ち込んで麻酔科の先生とご対面。
しかし、先生からは麻酔に対するリスク説明だけだった…。
腹腔鏡手術は全身麻酔なので、動脈カテーテルで全身麻酔を行い、喉の奥まで人工呼吸器を装着するので、覚醒した時に喉の痛みや違和感、出血が起こることがあるという説明
次に現状の義母の状態の確認。心臓が中等度より少し重く、貧血もある。普段の運動量も室内で過ごし、トイレ、洗面所の移動は歩行器を使用。外出も通院以外無し。入院もして体力がさらに低下して運動量が少ないので、気をつけて麻酔はするけれども心臓の状態と年齢を考えると突然死のリスクは出てくる。術中、大丈夫だったとしても、術後に予備体力がないので術後の突然死のリスクもあるとのこと。
と聞かれたので、担当医からは術式は麻酔科医の判断次第と聞いているが、全身麻酔の話しか出てこなかったので
と確認したら
とのことだった…。しかし、義母はずっと手術に消極的だった。言葉の端々に腹腔鏡手術への不安を感じていた。手術するのは義母だ。私だったら絶対に1回で終わらせたかったけど…
義母が入院するときに口走っていた言葉が気になっていたので
と聞いた。
下半身麻酔は、術中に音や声が聞こえるので、不安から吐き気や心拍が上がったりすることがある。腰に注射をするので、痺れが残ったり下半身不随になるリスクがある。麻酔に変わりはないので下半身麻酔だからといって突然死のリスクが無いわけではないとのこと。
義母の生活習慣的に体力がないと言われたのでここでも確認…
とのことだった。担当医はこの前の受診で麻酔科医が術式を判断すると言っていたけど、すでに担当医が腹腔鏡手術って決めていて、それを受けて麻酔科では全身麻酔に対する術前説明をしたって感じだった…。
私の勝手な解釈だけど…1年前、紹介された病院は、術中の心不全や術後の認知症が発症した時のリスクなどを考えたら『手術そのものに超消極的』な説明をされ、今回は『手術そのものに自信はある』けど、万が一何かが起こった時は元々の本人の体力の問題ですよ…と言われている気がした。
そして術前説明が終わると
と言われた。
私だったら、1回で済むなら2回に分けて手術なんかしたくない。それに下半身麻酔で、周りの様子が見えたり聞こえたりする中で『あっ!』とか『やばい!』と言われたり、バタバタ走り回る様子が分かったら怖いと思うんだけど…
義母の方が私なんかより遥かに心配性だから気絶するんじゃないかと思う(笑)
それに年齢や心臓のリスクは元々高いので、どちらを選択してもさほど変わらないのでは?だったら2回やるより1回の方がいいのでは?と思うのは私だけ?
義母は1年前、手術はしたくないからそのままにした。そして今回は手術する病院が遠いからと断った。が、どうにもならず渋々とはいえ自分から手術する決意をした。今でもできる事なら手術したくないんだと思う。
だから、一度手術を経験したら、義母の性格上、2回目手術するとは思えない。
そして義母の前でわざと聞いた『デイケアに通って体力つけるべきか問題』
と、義母の中で『デイケア風呂問題』にすり替わっていた…。
というのだが、義母の頭の中は風呂のことだけで全く話が通じない…。
その後、義姉に連絡
と返事が来た。その後、義母の昼食を用意して買い物に出掛けていると、出先で義姉から再びラインがあり
と連絡が…。
義姉が説得したのか、ほんの少しの時間で心変わりをしたのか…前向きになってればいいけど、私の予想ではケアマネさんの時と同じように義姉の前では頑張るような話をしただけで、私には『とは言っても』と言いそうな気がする…。
きっと義母の中では、手術をすると決めた時から切除術一択なんだと思う。
今日のまる家の晩ごはん
- ガーリックトマトソースの肉団子
- ピンチョス
- サラダ