「読書」

父が王子に読んでもらいたいと買ってくれた本。料理界のカリスマ三國清三シェフの自伝『三流シェフ』

王子の部屋の本棚に置いてあるけど読んだ形跡も読む気配もなく…。ただ…王子は一人暮らししたら絶対にゴミ屋敷になるであろう何でも床に置くタイプ。なのに珍しく本棚に本をしまってあるという段階で丁重な扱いをしてくれているのは分かる。

父が手にとって王子を思い、是非読んでほしいと買ってくれた気持ちが私なら嬉しいって思うけれど…汚部屋で何でも床置きの王子が本棚に入れてるんだから嬉しかったんだろうけど…。王子は『やりたいことしかやれない人』なので父の思いは気にならないようで、早く読んで感想を伝えようとかそういう気持ちはないようだ。

最近、デジタルデトックスも始めたので私が読むことにした。久しぶりの読書。久しぶりに紙の本を読む。新鮮。ただ…私は本でも漫画でもじっくり感情の深いところまで読みたいので読み終えるまで異常に時間がかかる…。今回も、そう。どれだけ集中しても1日一章が限界…。家事の合間、病院の付き添い中…途切れ途切れになって、期間も空いたりするのでまた読み返しながら最後まで読んだ。

三國シェフが『世界のミクニ』になるまで、そしてこれからの野望が書かれた本。

まず、最初に思ったのは、『世界で戦える人は行動力がある』ということ。『考えるより動く』というよりも早く…『思ったら即行動』といった感じの人。私は慎重派なので、考えて計画を練って、万端になるまでシュミレーションして諦めてしまうことが多いから、本当にすごいと思う。

好きなことに没頭し、好きなことだから努力を惜しまず、好きなことだから尊敬できる人に敬意を払い、好きなことだから視野を広げ見識を拡げる。決してへこたれず、決して下を向かず今もなお、上へ上へ、前へ前へ。学歴がなく、料理人への希望が消えかかっていた時に開けた大使館の料理人としての仕事。

世界では言葉や環境が違うなかで、物怖じしてしまいそうなのに持ち前の負けん気と自己肯定感と努力で切り抜けていく。調理の世界に憧れ、真似て、自分のモノにし、世界に通用する腕前になってもなお また誰かの言葉に気づき、改め、誰もが認める世界のミクニになっていく。

優れた行動力と切り開く力と恵まれた人との出会い。その、出会いも彼の努力や行動力の賜物だと思う。

著書の中で『言われてから動いたのでは遅い。言われて動くのは誰にでもできる。動きの先を読んで、自分がしなきゃいけないことをする。口に出して命令されるということは、その時点で事態は急を要するのだが、今の若い子達は言われたことはキチンとやるが、言われるまでは動かない。自分の頭で考えて動こうとしない』という文章がとても印象に残った。

確かに共感できる。でも…三國シェフが神様過ぎて言えないのかもしれないけど(笑)

厨房は、火や刃物、割れ物などの取扱注意な物もたくさんあるし、段取りも覚えてスムーズに動ける広い視野も、先輩方の動きも見て、自分は今何をすべきか考えて行動しなくてはいけない職場だと思う。

私は家庭で子供に教えられる社会勉強として厨房と同じく段取りや人の動きを見て考える台所仕事は大事だと思っていて、手伝わせようと思っているが

王子
王子

出来たら呼んで

のまま、社会人になりつつある…。この本を読んで、人生が変わるのか…?何か心に残ってくれればいいけど

老眼でも比較的大きい文字で読みやすい本だった。王子に本を返す時

まる子
まる子

本、読み終わったよ。

王子なら1時間もあれば読み終わるくらい読みやすいと思うよ

と薦めると、王子もパラパラとページをめくり

王子
王子

そうだね、俺だったら1時間もあれば読めそうだね

と本を置いてスマホを始めた…オイッ

今日のまる家の晩ご飯

  • オムライス
  • ロールキャベツ
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