先ほど呼び出しがあってが夕飯の支度があるといってその場を一旦立ち去った後、夕飯を持って部屋に行くと女王はお尻を丸出しで浣腸いつでもOKの状態で待っていた。
義母の夕飯の時間は18:30と決まっているので、私が来ることが分かっているから待っていた。
まる子さん
怖くて自分で浣腸出来ないの。
だから仕方ないよね?まる子さん、やって。
無理だよ、無理だよ。
私だって怖くて出来ないって‼︎
私だってやったことないのに人にできるわけ無いじゃん
それを平気で他人にやらせようとするあんたの神経も怖いわ‼︎
大人のケツの穴なんか見たくもない、しかも浣腸するだけじゃなく、自己申告で痔が出てるって聞いてるし。最悪だ、最悪だ、最悪だ…
もうこちらが断れない姿勢で待っている。さっきも部屋出たんだから逃げることもできるだろう…ただ…断ったとしても…多分、電話で呼び出されるし、無視しても次の日も次の日もこのやりとりは続くだろう…もう絶対に逃れられないのならとっととやってしまえと諦めて浣腸する事にした
はぁ…嫌だなぁ…最悪だ
と思いながら渋々ケツの穴を見ると…
本当に最悪だった。
痔じゃない‼︎痔って多分、こんなんじゃない‼︎
つか、コレ腸じゃね⁈つか死ぬんじゃね⁈つか救急車じゃね??
と、一瞬怯むほど、やばいサイズの何かが出てる。が、義母は違和感程度で苦しむ気配もなく、全く平気そうな顔をしている…焦っているのはこの状況を見ている私だけ…落ち着けまる子。
とにかくこの真っ赤に飛び出したMサイズの卵のようなものをしまってみよう…それで様子を見て吐き気とか出てきたら救急車呼ぼう…と思って、ビニール手袋をつけて、ボラギノールを塗りたくって…入れ方も分からないけど、なかなか入らないけど無我夢中で押し込んだ。
本人は腸が飛び出していることも私が押し込んだことにも気づいていない。直腸には神経がないらしく、どう言う状態なのか分かっていないことが本人には不幸中の幸いだったかもしれない。
が、私にとっては不幸中の大不幸だ。この後、この行動を大後悔することになるのだから。
翌朝、私は仕事で病院に連れて行けないけど、お尻から出てるのが怖くて、早く処置したほうが良いのでは?と思い義姉にお願いして午前中に肛門科のある病院に連れて行ってもらった。
仕事から戻ると
やっぱりお尻から出ていたのは腸だった。病名は直腸脱。
まる子ちゃん、やっぱり直腸脱だって。
そうだったんですね
ありがとうございました。
今回、元々慢性の便秘で2回目の自称ギックリ腰(のちの圧迫骨折)により、普段よりも体を動かさなくなり、腸の活動が弱まっていたにもかかわらず食欲はあったので便秘が更に酷くなり、イキんでお腹に力を入れることが多かったと思います。
お医者さんが、初診だと、普段飲んでる薬の飲み合わせもあるから
便秘薬はかかりつけの内科でもらってくださいって
と言われたそうで午後から近所の内科へ
かかりつけの先生は女王のお話をどんなに長くても聞いてくれる。3分診療と言われているなか、こんなにも話を聞いてくれる先生もいないのではないかと思う。
先生…圧迫骨折してからずっと便が出ませんで…。
昨日、この人に浣腸させようとしたら腸が出てるって言われましたもんで慌てて
今朝、肛門科の病院に連れて行ってもらいまして…えぇ。
便秘薬はコチラでって言われまして
あら、そうなの…大変だったねぇ
だから女王が懇意にしている先生から言われれば今後また便秘で浣腸するとか腸が飛び出しても義母が自分で入れるのではないかと思って相談した。
先生。昨日は自分で浣腸やるの怖いから私にやってくれって言われて渋々やろうと思ったら腸が出てて、驚いて咄嗟に押し込んだんですけど、それから思い出しちゃって吐き気が止まらなくなってるので、義母が自分で入れられる方法教えてくれませんか??
先生は浣腸のやり方や腸を自分で押し込む方法を女王に分かりやすく具体的に説明してくれた。
自分でお尻にね、オイルを塗って手で押し込めば入れられるんだから、こういうのは自分で出来るんだから、人にさせるのはおかしいよ
と言われたが、それでも義母は
と言ってその後は何を言われても女王は明らかに心を閉じていた