本来、介護保険申請の目的で帰省しようと決めていたのだけど、病院の方で手続きしてもらえることになった。そして介護保険認定調査員やケアマネさんが来るのも私が戻った後になった…。なので滞在中にできることは…と考えて、食事、掃除、身の回りの介助をすることにして母さんの動きを観察して、どこにどんな福祉用具が必要か考えることにした。
実家…といえども、この家で私は生活したことがない。
違う町でずっと借家で生活をしていて小学校低学年の時に引っ越しをしたので、実家のあるこの町には全く記憶も思い出もない(笑)
しかし、両親はこの地域で生まれて、親も兄弟も近くに住んでいたから、父が定年後、お互いの両親に親孝行したいということで王子が生まれる年?くらいに2人で住むための家を建てた。
室内はバリアフリーで廊下もない。玄関の上り框も低い。となると室内をシルバーカーで移動するほどでもなく、かえって杖の方が小回りが利いて動きやすそうだ。
というわけで、杖や足が引っかからないような動線にしないといけない。
あ〜したら、こ〜したらと思うことはあるが…人の家。
実家はおそらく、手の届く位置に全て出しておくという感じだから、そっとしておいた方が良さそうだ。
長年住んできた家をあまりいじるわけにもいかず…
それに天気も悪いし、短期間の滞在で家具の移動も難しい…。実家の断捨離はとても難しいって何かで読んだけど…その通りだと思った。
というわけで、私が使ってみて気になったところ、おそらく圧迫骨折以降、出来てないだろうなぁ…と感じていたところの掃除をすることにした。
というわけで気になるのがトイレと台所…。
私がトイレ掃除で気にしているのがタンクとお便器の隙間。後付けのウォシュレットなので電源を切って取り外して掃除した。実家もそうだけど…パートの仕事でトイレ掃除当番があり、必ずチェックするのだけど…脱臭機能がついてるんだからフィルターが存在すると思うのだが…案外気づいてないみたいで…掃除。便座もプラスチックが2枚合わせてる部分の隙間や便器と便座があたるクッション部分、便器と床の接地部分も案外ニオイの原因になるので歯ブラシで掃除した。
屈んで掃除が難しいお年頃なのかもしれない。
次に換気扇…
換気扇て掃除しないでいると、音が静かになる…。静かすぎる…。換気フードを開けると…いつから…掃除してないんですか??レベル…。
掃除しようという気持ちはあるようで…油汚れ専用洗剤は山のようにあったので片っ端から使って掃除した。
フィルターを剥がすと、茶色いし、油ギットギトで…
重い…。
IHは油煙が出にくいと聞くけど…今まで見たことのないくらいだった…。私もあと20年くらいして、体が動かなくなってきたらこうなるのかなぁ…と思いながら、しばらくは大丈夫と思えるくらい掃除した。