「火事になるとこだった」

本日も王子から電話があり、

義母が風邪を引かないようにハロゲンヒーターをつけて洗髪して、消し忘れたまま部屋に戻ったらしい。たまたま王子が気づいて消したそうだ。

洗濯機や風呂の扉も熱くなってなかったので、あまり時間は経過していなかったようだが…王子が休みじゃなかったら…

洗濯機が壊れたり、何か爆発してたかと思うと怖い…。おそらくいつも450Wで使用しているので、ダイヤルを『切』にしたつもりが逆に回して900Wにして、目視せずに立ち去ったんだと思う。

実は我が家の風呂の扉は、義父が生きていた頃にハロゲンヒーターで溶かされていて、穴は空かなかったので今もそのまま…。

我が家には浴室暖房が装備されているにもかかわらず、義父独自の理論で『ハロゲンの方が温まる』と言って、お湯張りの時間中、風呂の扉を開けて浴室内をハロゲンヒーターで温めていた。しかし、扉を押さえる対策をせず、風呂が沸くまでそのまま立ち去って、その間に扉が閉まって溶けたらしい。

おそらくパパには事前に話していたようだが、私には知らされていなかったので、

何が起きたのか知らない私は、夕飯の時に

というと義父に

と謝るどころか逆ギレされ…義母からはなぜか

と促され

と、心のこもらない、そして謝罪でもない言葉をかけた。パパが私に知らせてくれていれば良かったんだろうけど…。

だからって逆ギレされる筋合いはないし、謝る意味も分からない。それに一番風呂じゃなきゃ嫌だと言ったのは義父。だからますます義父に怒鳴られる筋合いはない。

が、義父は、朝から一度も会話してなくてもいきなり怒鳴ることがあったので『日本刀を持って追いかけられる夢』を見るくらい怖くて、それだけを伝えるのが精一杯だった。

そんなことも過去にあったので、私が不在中に火事が起きなくて本当に良かった。

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